
もし諸葛孔明が国会にいたらどうするか、考えてみた。
2016.04.03
2016.04.03
池村 聡
名古屋市立大学 人文社会学部国際文化学科4年
残りの学生時代に世界5大陸制覇をしたいと思っています。
これまで行った国はケニア・ウガンダ・イン ドネシア・アメリカ。 国際関係(中東、東アジア)、途上国支援に興味があります。
ちなみに、好きなものは日本・エンゼルクリーム・ペット動画・バイクです。
超簡単に言えば、“三国志の考える人”、
つまり凄腕の軍師です。
三国志の三国とは、曹操の魏・孫権の呉・劉備の蜀です。
諸葛孔明は劉備にスカウトされ、蜀の国の軍師として活躍しました。
映画『レッドクリフ』では金城武が演じていたのが有名ですね。
実は、奇抜でド派手な策を打つタイプではなく、
定石をはずさない手堅いタイプでした。
一か八かの勝負手ではなく、百%の安全勝ちを狙い、
味方の将軍でさえ、「怯(臆病)」と批判するほどの慎重さでした。
ちなみに、日本では「三人寄れば文殊の智慧」ということわざがあります。
中国では「駄目な靴職人でも三人寄れば諸葛孔明に匹敵する」ということわざがあります。文殊と置き換えられるほどの、智慧の権化のような人物でした。
軍師として諸葛孔明はどんなことに気をつけていたのでしょうか。
『「諸葛孔明の兵法」守屋洋 編・著』の
[兵法論・将帥論]から抜粋します。
『国家にとって最大の急務は国防である。たとえいささかでも国防に手抜かりがあれば、とりかえしのつかぬ事態を招くことは必定であり、敵の攻撃のまえに大敗を喫し、国土の蹂躙を許すことになろう。まことにゆるがせにできないのは国防である。』
「国家にとって国防は最優先事項だ」と説かれています。
国民の生命・安全・財産を守るのが何よりも大切です。
諸葛孔明は国防に関して一番、大事なことは何と見ていたのでしょうか。
同じく抜粋です。
『軍が強ければ国は安泰であり、軍が弱ければ滅亡の危機にさらされる。その鍵を握っているのは将帥であり、軍の強弱はひとえに将帥の双肩にかかっている、将帥たるものがその責任も果たさないようでは、人民の上に立つ資格もないし、君主の補佐としての役目もつとまらない。』
「国防ができないような政治家は国民の上に立つ資格がない」と
ビシッと書かれています。
もの凄く厳しい戦国の世を渡った諸葛孔明の言葉はきっと本物でしょう。
諸葛孔明が今の日本を見たならば
『日本の政治家は日本を守ってくれるのか』と
問うことでしょう。
現在、連立を組んでいる自民党と公明党は安保法案を通しましたが、
北朝鮮の軍事的脅威を止めることはできていません。
民進党は初めて聞いた人もいるかもしれません。
今月18日に民主党と維新の党が合体してできた党です。
民進党のなかの民主党は2009年から政権を握り、その結果、
日米同盟に亀裂を入れ、中国の覇権主義を許すなど国難を招きました。
どうやら既成政党の主流のなかに
“諸葛孔明”はいないようです。
北朝鮮の「ノドン」を発射し挑戦的な態度を取っています。
中国の核ミサイルは常に日本に向いています。
諸葛孔明に言わせれば日本はまさに“滅亡の危機”でしょう。
僕たちにできること、それは
『日本を断固として守ってくれる政治家・政党を選ぶこと』です。
正々堂々と「国防が急務です」と訴える政治家が
今の日本に必要なのではないでしょうか。
参考
「もし諸葛孔明が日本の総理ならどうするか? 」
著 大川隆法 発刊元 HS政経塾
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=31「諸葛孔明の兵法 (現代人の古典シリーズ 22)」 著:守屋 洋
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J8X8PM
池村 聡
名古屋市立大学 人文社会学部国際文化学科4年
残りの学生時代に世界5大陸制覇をしたいと思っています。
これまで行った国はケニア・ウガンダ・イン ドネシア・アメリカ。 国際関係(中東、東アジア)、途上国支援に興味があります。
ちなみに、好きなものは日本・エンゼルクリーム・ペット動画・バイクです。