4.10記事用「日本の「美しい心」を育んできた「修身」教育について考えてみた。」

日本の「美しい心」を育んできた「修身」教育について考えてみた。

2016.04.10

名嘉 伽那子

名嘉 伽那子

大学2年生

日本の教育現場を見てみると、陰湿ないじめや学級崩壊、また少年犯罪等による問題が教育現場で起きています。

こうした状況を何とかするためにも、「道徳教育のイノベーション」が必要だと考えます。

じゃあどうやって?
戦前の「修身」教育は、一つのヒントを与えてくれます。

 

「修身」って何?~3つの特徴

1.「善悪の価値観」の明示

戦前の「教育勅語」では、親や兄弟、夫婦、友達を大切にしていく普遍的価値観や生き方の指針が示されて来ました。

2.「セルフ・ヘルプの精神」

幕末には、国家の近代化に向けた「自助努力の精神」が浸透し、戦前は「自立自営」の精神が重んじられて来ました。日本が敗戦後、大きなダメージを受けたにもかかわらず、二十三年間でGDP世界二位にまで昇りつめ、経済大国入りを果たした背景には、国民の間に、こうした「セルフ・ヘルプの精神」が定着して来たことが大きいと言えるのではないでしょうか。

3.「偉人伝」

戦後の教科書では、偉人伝が次々に消えて来ましたが、戦前の修身教科書では、偉人の生き方を通じて、勤勉、忠義、孝行、勇気、忍耐、誠実などの徳目を学んで来ました。子供達は、偉人の人生を学ぶことで、高い志と理想をもって向学心を高めて来たのです。

 

「何を基準に生きていけば良いのか」が分からない…

現代の日本の教育では、実学や技術面における高度な教育がなされている一方、私たち若者は「何を基準に生きていけば良いのか」が分からない状況に置かれています。

これは、日本だけでなく世界に目を向けてもそうだと思います。
例えば、アメリカは超大国として「世界の警察」の役割を担って来ました。
でも今は、世界は多極化してきていて、もはやアメリカは「世界の警察」としての役割を果たせるとは言えない状況にあります。

リーダーが不在の中、グローバルな時代における「世界的正義」とは何かが見えない時代になっているのではないでしょうか。

 

分からない…今だからこそ大事!な、ブレない精神性

このように、価値観が混沌とした時代であるからこそ、日本の「美しい心」を育んできた「修身」教育のエッセンスを再発見し、現代に復活させることが大事だと思います。

道徳教育をイノベーションして、中身あるものにしていくことで、
ブレない精神性を育むことができ、混沌とした時代でもリーダーシップを発揮できる人材を育てることができるのだと思います。

そして、日本の「美徳」を育んできた、日本教育の「素晴らしさ」を、世界にも発信するくらいにならなくてはいけないと、私は考えます。

この記事を書いた人

名嘉 伽那子

名嘉 伽那子

大学2年生