現職政治家の講演を聞いて

2017.01.26

永田 王道

永田 王道

早稲田大学法学部3年


 

とある講演会での話

先日、早稲田大学開催の講演会に行ってきました。
題名は、「これからの安全保障について話をしよう」。
時の人であったマイケル・サンデル氏の本を髣髴させるタイトルです。
講演者は、かの有名な中谷元・元防衛相。
中谷氏は防衛大学校を卒業され、防衛大臣も務められていたこともあり、石破さんにならぶ国防政治家として知られています。
そんな中谷氏がどんな話をされるのか、ワクワクしながら友人と参加しました。


 

人柄の良さ

そもそも私は、メディア報道の影響もあってか、現代の政治家にあまりいい印象を持っていませんでした。
しかし、中谷氏が会場に入り、丁寧に挨拶をされた時、その思いは掻き消えました。
その挨拶から、有権者の方々への感謝と国民を思う心が感じ取られたのです。
「ああ、まだこのような政治家がいらっしゃったのか」と思うと、胸が熱くなりました。


 

幅広いテーマ

講演の内容は、タイトルの通り国防関係がメインでした。
憲法から自衛隊、一昔前ホットな話題だった集団的自衛権の問題まで、現代情勢を踏まえて話してくださり、とても学びになりました。
紙面の関係もあり、特に印象に残った発言について述べたいと思います。


 

「自衛隊は外国で言うと軍隊」

はっきり、こうおっしゃっていました。

その通りです。自衛隊は軍隊ではないなんて、言い訳にしか過ぎません。
名実ともに、自衛隊は世界に冠たる防衛力(軍事力)を持っています。
堂々と、このような発言ができる政治家は潔いなと思いました。


 

「国家は、自分の国は自分で守るのが当然」

これも、当然のように言われていました。

国家には主権があります。国際政治学では、その主権に自衛権が含まれるというのが常識です。
そろそろ、日本も“普通”の国、自分の国は自分で守れる国になるべき時が来たのではないでしょうか。


 

「功詐は拙誠に如かず」(『韓非子』)

この言葉で、中谷氏は講演を締めくくりました。
意味は、「巧みに偽り人を欺こうとするよりも、つたなくとも誠意を示す方が、ずっと相手に響くもの」

国民は、このような精神に則った政治を望んでいると思います。
国会全体に誠心誠意という言葉が浸透する日を、願わずにはいられません。


 

終わりに

講演会は、大学の授業では学べないようなことを勉強できて、良いものだなと思いました。

みなさんも、通っている大学や、近所の大学で開催される講演会に参加してみてはいかがでしょうか。
きっと、日常では見つからない何かを得られることと思います。