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新しい韓国の大統領って、どんな人?

2017.06.30

永田 王道

永田 王道

早稲田大学法学部3年

 

新大統領の誕生

2017年5月6日、韓国で新しい大統領が誕生しました。

その名は、文在寅(ムンジェイン)。

ここ最近野党であった「共に民主党」から出馬し、与党であった「自由韓国党(以前はセヌリ党)」の対抗馬を打ち破っての当選です。

日本でももちろん様々な報道がありましたが、なかなか彼の本質は見えてきません。

そこで、いったい文在寅とはどんな人で、どんなことを言っているのか、簡単に見ていきましょう。

 

筋金入りの“親北・反日”

まず、最も気になるであろう、北朝鮮と日本に対するスタンスですが、一言で言って「北朝鮮は好きだが、日本は嫌いなのかな」という印象を受けました。

そもそも、彼の両親は北朝鮮出身であり、今もまだ親戚が北朝鮮に残っています。

また、彼の政治的師匠である盧武鉉氏(元大統領)の「太陽政策」を受け継ぐとしています。太陽政策とは、北朝鮮には、圧力ではなく対話で応じることです。

その反面、日本に対してはかなり厳しい態度をとっています。

2015年末の日韓合意も反対しており、学生時代には、親日派で知られていた朴正煕大統領に抗議するデモ活動に参加したこともあります。(のちに逮捕された)

 

矛盾だらけの政策

では、実際の政策はどうなのでしょうか。

文氏は大統領選の時から、「国家が高校までの教育に責任を負う」「財閥打破」「富裕層や財閥に増税をする」「企業に青年の雇用を義務づける(一時的)」ことなどを公約していました。

しかしよく見ると、これらを実現することは不可能ではないでしょうか。

財閥を解体したうえで、財閥から税金をとることなど無理難題です。

現在においても、かなりの割合の税金を支払い、大量の雇用を生み出している財閥がなくなれば、教育無償化のための財源も消えますし、今以上に失業者が増えて義務付けどころの騒ぎではなくなります。

 

悲願は「南北の統一」

政治家には、「これを成し遂げたら死んでもいい」という目標がつきものです。

もちろん文氏にもあります。

それは、「同一民族である北朝鮮と韓国を統一する」ことです。(幸福の科学出版「文在寅 韓国新大統領守護霊インタビュー」より)

一見、素晴らしい政治的偉業のように見えます。事実、西ドイツと東ドイツとの統合は歴史的快挙でした。自由主義国である西ドイツが主導したということも原因の一つだと思います。

しかし、文氏の目指す統一は、それとは違います。

まず、北朝鮮の核保有を認めたうえでの統一の可能性が考えられます。

八方美人に政治を行う文氏が、南北統一のために北朝鮮の要求に屈する可能性は極めて高いです。その要求の中に、核の維持が含まれることは言うまでもありません。

そして、統一の際には反日国家となることも考えられます。

もともと北朝鮮は反日傾向が強いですし、韓国民自体、そこまで日本が好きではない上に、文氏もかなりの反日思想家です。

似た者同士がくっつくと、強く同じ思想を推してくるため、人口6000万人の一大反日国家が誕生する恐れがあります。

統一の結果、恐ろしい国家ができてしまいかねません。

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じゃあ、日本はどうすればいいの?

今まで見てきたように、文氏はなかなかの曲者です。

対応する側としても、しっかり戦略を練る必要があります。

まずは、もっとも差し迫った危険である北朝鮮に対して、気概を持って事に当たるべきです。隣国の韓国に任せず、アメリカとがっちり手を組み、北朝鮮に核を捨てさせ、独裁をやめさせることが重要です。

そして、おそらくガタガタになるであろう韓国の経済に影響されず、協力できるところは協力しながら、日本は日本で資本主義国・自由主義国としての意地を見せて、自助努力からの発展・繁栄のモデルを示すべきです。

いつの日か、韓国・北朝鮮が日本やアメリカ、ロシアとも手を携えて、世界に秩序と正義をもたらす日を願って。

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