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教育を無償化して何になる!

2017.10.08

永田 王道

永田 王道

早稲田大学法学部4年

全部の教育がただになるって、ラッキー!?

衆院選も、だんだんと公示日に近づいてきましたね。

希望の党の代表に誰がなるかなど、実際の政策とは関係のない論点ばかり報道されているように見えるので(間違っていたらお詫び申し上げます)、せめてこのTruth Youthだけは、日本を豊かにする政策について考えてみたいと思っています。

今回は、教育の無償化について取り上げます。
一つ前に書かせていただいた記事とも関連するのですが、安倍首相は消費増税分の収入を、幼児教育や大学の無償化に“思い切って”使うと述べています。
つまり、生まれてから社会人になるまで、ただで教育を受けられるということです。

そのまま聞くと、「なんとありがたい、ラッキーな政策だろう!」と思ってしまいます。
でも、ちょっと待ってください。実は、教育の無償化は国民の不幸へとつながってしまうんです。

 

淡い夢にしか過ぎない無償化

まず、教育のレベルが低下します。教育の良し悪しにかかわらず一定の給料がもらえるなら、教師はどうしてもサボってしまいます。努力が報われないのは、人間としては耐えられないので、良い教育を子供たちに与えようとするやる気は減っていきます。

さらに、国民の負担が増えます。安倍首相の提言する無償化の実現には、約4兆円の予算が要ります。この額は、無償化がなされた後もさらに増え続けるでしょう。そうなれば、今の政治家には、減税やむだな支出の削減をする気配がないので、増税するしかなくなります。

そして、個人の自由が失われていきます。教育に必要なお金をみな政府が払うということになれば、自然と政府(主に文部科学省)は教育の内容や方法に口を出していきます。役人の性格を考えれば(例外もいらっしゃいます)、創造性や多様性とは無縁の、教科書のような画一的な教育へと一本化されていくでしょう。その結果、国民は自分に合った教育を選べなくなってしまいます。

 

教育の質をこそ求めよう!

教育には、お金がかかります。でも、教育は、人という日本で最大の資源に対する投資です。

ならば、その投資に見合うだけの教育を創ってゆくべきです。
ただでなくでも、たとえば早くから一人前の職人へ育てる職業訓練学校や、数学や音楽など一つの科目に特化して天才を生み出す大学があれば、親御さんは喜んでお金を投資するはずです。

今の日本に必要なのは、多様で個性を生かす教育です。

教育の質をこそ問う時が来たのではないでしょうか。

下記のリンクも参照してくだされば、より理解が深まるかと思います。ぜひ!

 

「解散総選挙へ 安倍首相の「全世代型社会保障」は、英国病を招いた『ゆりかごから墓場まで』?」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=13513

「大学教育の無償化は必要か 職業訓練学校の充実で多様な教育を」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=13412

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