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『年金の未来』

2018.05.19

岡愛慧

岡愛慧

「うちらって年金もらえるのかな?」

 このような疑問を持つ若者は少ないでしょう。

 超高齢化社会と言われている現在の日本において、高齢者の8割は公的年金に頼っているといいます。しかし、現代の若者の未来について考えると、数十年後に国から年金を出してもらえるという確証はどこにもありません。

 実は今、年金の未来に危機が迫っているのです。

 

公的年金の仕組み

 そもそも年金とは、どういった流れで高齢者の方の手に渡っているのでしょうか。

 現在、年金の仕組みで取り入れられているのは、「賦課方式」です。これは、給料をもらって働いている世代の人々から、仕事を引退した高齢者世代に仕送りをして生活を支えるというシステムになっています。

 この「賦課方式」が取り入れられる前までは、「積立方式」で年金をもらっていました。これは、自分が現役時代に稼いだお金を個人の口座に積み立てておき、老後に受け取るという所謂貯金のような仕組みのことをいいます。

②

 

超高齢化社会に伴う年金制度の問題

 実はこの「積立方式」から、「賦課方式」にシステムを変えたことにより、現在の年金と、今の若者世代が将来受け取る年金に、差額が生じてしまっているのです。

 本来、現役で働く人々から集めた年金を高齢者世代の生活の支えとする「賦課方式」は、働く現役世代の人口の方が多い社会でのみ成り立つシステムになります。ところが、今日本は“超高齢化社会”です。

現在の日本の年金制度では、過去の積立金に対して「利子」を加えて本人に年金を払わなければいけない上に、「積立方式」から「賦課方式」に制度が変わったことで、社会保障として遣われてしまうようになった積立金は減り続けるばかりです。つまり、現役世代よりも年金を受け取る側の人口が多くなり続けているこの国において、少数派の若者が支える「賦課方式」を利用することは非常に危険であるということです。このまま「賦課方式」で高齢者に年金を払い続けていると、いずれ年金制度は破綻への道を歩むことになるでしょう。

③

 

新たなシステムの必要性

 そうした危機を乗り越えるために、新たな年金制度というものを取り入れていく必要があるでしょう。今後も高齢化社会が続く可能性のある中で、自力で老後に備える「積立方式」を若者世代の今後の年金制度に取り入れ、年を重ねても働き続けることのできる若者の輩出が求められています。

私たち若者の疑問を解消してくれる政治家の出現を願っています。

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